第6回 朗読会のご案内です
2018年02月18日
香川で、こんなに雪がちらつく日が多い冬は珍しい気がします。
秋が短かったなぁと思っていたら、急に寒くなって、それからずっととても寒いですね。
この冬は本当に春が待ち遠しいです。
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?
さて早いもので、今年も朗読会の季節がやってまいりました。
皆様に支えられて続けてこられた朗読サークル・響ですが、お陰様で6回目の朗読会となります。
小学校でいうと6年生。
最初は皆様の前で本が読める!というだけで嬉しかったのですが、段々生の朗読を聴いていただく難しさ、伝える難しさを感じ、悩みながらの6年でした。
それでも、良い話も好みじゃない話も、うまい組の朗読も、まだまだの組の読みも、真剣に聴き、拍手を下さり、また来るよと言ってくださる皆様のお顔を思い浮かべながら、今年も一生懸命練習をしております。
今回は童話もあります。
何カ月か前に、NHKで朗読を題材にしたドラマがありました。イケメンだけど、コミュニケーション能力に乏しい主人公が朗読と出会って、徐々に周りの人とのかかわり方を変えていくというお話でした。
今回、星組演じる「おじさんのかさ」は仲が良くない父親との回で読まれた作品でした。
ちょっとへんこつなお父さんは、これまた堅物の息子が朗読をしているというので驚き、いい年をした男性が童話を読むことに偏見を持っていたのですが、実際聴くと、、、。
そうですよね。「童話」って子供向けのお話かなと思いますよね。
でも、子供の時に好きだった童話を大人になってもう一度読むと、哲学的だったり心に刺さったり、昔と違う感動が得られて、読んだ後、じぃーーんとすることがあります。
皆さんも体験してみてくださいね。
今回も、朗読のあいまに、声を一緒に出したり、体をほぐすコーナーもありますので楽しみにしてくださいね。
朗読サークル・響 第6回朗読会
開催日時:平成30年2月28日(水) 13時開場 13時半開演
場所:県社会福祉総合センター6階 研修室
演目:星組 「ぼくは ぼく」 谷川俊太郎 作
「おじさんのかさ」 佐野洋子 作
「まあちゃんのながいかみ」 たかどのほうこ作
虹組「名前」 角田光代 著
宙組「初天神」「桃太郎」 古典落語より
月組「鰹千両」 宮部みゆき 著
◇演目が変更になることがございます。ご了承ください。また雪などで警報が出た際には中止になることがありますのでご注意ください。
まだまだお席に余裕がございます。お誘いあわせの上、参加のお申し込みはセンターまでお早めに(準備物がありますので2月20日くらいまで)お願いいたします。(電話:087-812-5563)
以上、朗読サークル・響 船津 からのお知らせでした。
写真1枚・・・・中央公園の椿
中心部は黄色、花弁は少し濃いめのピンク色です。
寒さの中で一生懸命咲いている感じがします。

本文 終わり
朗読サークル 響 より その2
2017年02月20日
少し寒さがゆるみましたね。
朗読サークル・響 船津です。
写真 2枚
1枚目・・・ロウバイの写真 (左上のほうに、茶色の小さな鳥が二羽止まっています)
2枚目・・・梅の写真
(ピンク色の梅の花が数輪咲いています。蕾もたくさんついています)
犬の散歩コースに咲いている蠟梅と薄桃色の梅の花です。蠟梅は、もう終わり近くですが、香りは強く、春の訪れを一番に知らせてくれる花です。梅の花は、咲き始めです。空き地に生えていますが、毎年逞しく、そして可憐に花を咲かせます。
前回の続きです。
さて、これまで朗読サークル・響の朗読会は5組出場していました。
今回は、合同の組を作ってみましょうと、ベテランさん、キャリアの浅い組と混ぜて、当初、読み合わせをしてみました。
ほぼ、下読みなしで合わせたのもありますが、聴いていた別の人が「ごめんよ、正直言うと、うまい人とそうでない人の差がありすぎて下手が目立つ」。
そして先輩も「これ、今回の朗読会よね。前途多難」・・・
本音トークができるほど、心が通じ合っている我々ならではのコメント。(もちろん私は下手なほう)
ショックを受けるより、なんとかしなければ!という気持ちでした。
結局、ベテランさんは指導にまわってくださって、その本音コメントをしてくれた組の人たちも参加して新たな組ができました。
それからは、親鳥が雛を育てるがごとし。
「今、どこでしゃべってるの?」
「ほら、目の前から、人がいなくなった」。
一言一言、口移しでのセリフの練習が始まりました。
私は、今回、江戸の長屋のおかみさんの役です。
誰も選ばなかったので、はぁーいと軽い気持ちで引き受けた役なのですが、これが大変!
というのも、実家は三豊なのですが、親せきは、ほとんどが関西在住。
商売をしていた親に、夏休みなどの長期の休みは大野原の祖母の家に預けられ、次々帰省する関西人たちと触れ合い、実家の両親は「ほんだきんなぁ~↑」と、のんびり喋る、コテコテの(?)三豊の人間。
土曜の半ドンが終わるとダッシュして家に帰り、吉本新喜劇に大笑いしていた子供時代を過ごし、学生時代は京都で過ごし、どちらかといえば関西弁の方が親近感の持っている私が、チャキチャキの江戸の言葉、、、無理なんです。
「なんかフワフワしている。」指導者も大弱り。
そういえば最近観た時代劇といえば「真田丸」。
残念ながら時代がちょっと違う。
昔は時代劇もよく観ていたのですが。
おまけに、これは音訳でも注意されることですが、「3音目が下がらない」。
日本語は(アナウンサー読みとでも言いましょうか)、2音目を上げて、あとは川の流れのように下へ下へ、というのが基本です。
単語には起伏型、平板型とありますが、たとえ平板でも気持ち2音目から3音目を下げるように発音するとおさまりがいいのです。
逆に言うと、3音目が上がるとおさまりが悪いフワフワした読みになってしますのです。
もう楽譜のように台本に書き込みをし、2音目をギュッとあげて3音目を下げる意識を持って練習をし、そして再放送の「暴れん坊将軍」で、め組や長屋のおかみさんの喋りを聴き、いまだかつてないほどの練習をしました。
私だけでなく、他のメンバーも一生懸命練習しています。
まだまだ及第点には届かないかもしれないけど、精一杯頑張りますので、是非聴きに来てください!
開催日時:平成29年3月1日(水) 13時開場 13時半開演
場所:県社会福祉総合センター7階第2中会議室
演目:
いつか、猫になった日 赤川次郎 著
うしろ姿 藤沢周平 著
唐櫃(からびつ)の僧 田辺聖子の今昔物語より
子供にしてあげたお話 してあげなかったお話
岸田今日子より
◇演目が変更になることがございます。ご了承ください。
まだまだお席に余裕がございます。
お誘いあわせの上、参加のお申し込みはセンターまでお願いいたします。(電話:087-812-5563)
朗読サークル・響 船津でした。
朗読サークル「響」より
2017年02月17日
明けましておめでとうございます。
朗読サークル・響 船津です。
今年もよろしくお願いいたします。
この冬は格別に寒い気がします。
私もお正月にひいた風邪が長引き、最近ようやく治りました。
インフルエンザも流行っていますので、皆様も、くれぐれもお気をつけ下さいませ。
写真1枚
この冬の寒さが分かるような友人宅の四匹の猫の写真です。
四匹とも保護猫で、普段はあまり仲が良くなく別々にいるのですが、あまりの寒さに皆でストーブの前に整列している写真です。
さて、今年も朗読サークル・響の定期朗読会の季節がやってきました。
毎年、来年もできるかなと会の終わりに言いながら、なんと5回目となります。
寒い中、来て下さる皆様に感謝しつつ、もちろんお話できる機会を楽しみつつ、回を重ねて参りました。
音訳はコツコツ一人で積み上げて完成を目指すのですが、その音訳の技術とは多少違うものの、生の声で利用者さんにお会いするツールとしての朗読。
正直、好みの話、そうでない話。
うまい組、発展途上の組(苦笑)、とある中、これまで辛抱強くお付き合いいただいたなぁと、やはり聴いて下さる方への感謝の気持ちしかありません。
温かい拍手に育てられたといっても過言ではないと思います。
例年、出演は5組ですが、今回は出演組が4組です。
なぜかというと、1組は合同組で、なおかつ先輩の組の方が指導に回って下さったからです。
響発足の目的の一つが、利用者さんとの交流の機会を増やしたいということでした。
利用者さんのお顔を見ながら本を読み、そしてお話をする機会を作る。
これは音訳で、どうすれば伝わる読みができるようになるかという意識を持つにも必ず役に立つと思っていました。
なので、会の終わりには、会場からエレベーターまで、ご一緒させていただきながら、好きな本や感想などを聞かせていただくのは、短いですが、とても貴重な時間です。
今回時間に余裕ができましたので、こちらからの発信だけでなく、聴きに来ていただいた皆さんと一緒に声をだしてみようというコーナーを考えています。
皆で声を出すというのは気持ちの良いことです。
私たちが受けている研修でも、一人だと緊張して、なかなか上手く声が出ないことがありますが、皆で声を出すと、パワーの結集といいますか、いつもより大きな声が出て、まるで大きな風が起きる気がします。
読むというより、簡単な発声練習のようなものになると思いますが、「皆で春を呼ぼう!」という気持ちで元気に声を出しましょう!
開催日時:
平成29年3月1日(水) 13時開場 13時半開演
場所:
県社会福祉総合センター7階第2中会議室
演目:
いつか、猫になった日 赤川次郎 著
うしろ姿 藤沢周平 著
唐櫃(からびつ)の僧 田辺聖子の今昔物語より
子供にしてあげたお話 してあげなかったお話
岸田今日子より
☆ 演目は変更になることがございます。ご容赦ください。
参加の申し込みはセンターまで。 お早めにお願いいたします。
(電話:087-812-5563)
今年も、たくさんの皆さまの笑顔にお会いできるのを楽しみにしております。
まだまだ伝えきれてないので、近々、練習の模様をお知らせしたいと思います。
正直、奮闘しております!!
朗読サークル・響・船津でした。
第4回朗読会のご案内です
2016年02月08日
久しぶりのブログアップです。

立春が過ぎましたが、「春は名のみの風の寒さや」ですね。
今日、2月8日は旧暦の元旦に当たります。
中国では、「春節」といって盛大にお祝いをするらしいですね。

さて、先日から、メーリングリストやメールでもご案内している朗読サークル「響」の朗読会について、メールでは書ききれなかった裏話(?)を交えて、ブログで再々度のご案内したいと思います。
(かなりしつこいですが・・・)

すみません、ぶっちゃけ、「行きますよ~」というかたが少なくて、「響」のメンバーがちょっと寂しがっております。
朗読の内容の紹介などもあるので、ブログを読まれてちょっと気になったかたはぜひぜひご参加くださいね。
以下、「響」の発起人からのご案内です。(ちょっと長くなりますが、読んでくださいね)
みなさま、こんにちは。
音訳ボランティア・かがわ 朗読サークル・響、発起人の船津です。

いつもは個人個人で音訳図書を作っている私たちが、朗読サークル・響の活動を始めて、もうじき丸四年となります。
響ではキャリアの差を超え、楽しく技術を磨き、絆を深めております。
(以下、写真3枚))
写真の説明 1枚目・・・響のメンバーのお食事会の時の集合写真
前列は椅子に座って5名、後列は9名が立っています。
朗読会の後には、このように打ち上げをしてメンバーの絆を深めています。

写真2枚目・・・サンポート29階にあるお食事会の場所から見えた瀬戸の海の写真
少し波の立った海の青さと空に浮かぶ白い雲のコントラストがとてもきれいです。
遠くには島が見えます。(男木島かな?)

写真3枚目・・・お食事会のお料理の写真(和食です)



以上、写真終わり。
これまでも朗読会、文化祭、交流会などで聴いていただいたかたもいらっしゃると思います。
普段はマイクに向かって利用者さんが聴いてくださっているのをイメージしながら音訳をしているのですが、朗読会では、実際に利用者さんの前で本を読めます。
一生懸命聴いてくださる皆さまには本当に感謝しております。
さて、2月17日(水曜日)に第四回目の朗読会を開催いたします。
これまでも、寒い中、足を運んでいただいたのですが、今冬は暖冬かと思えば急にとても寒くなったり風邪が流行ったりと、出るのが億劫なこの頃ですが、こんなときこそ、楽しい話を聴きながら笑ったり、少ししんみりしたり、という時間を過ごされてはいかがでしょうか?
さて、朗読サークル・響では現在5組に分かれて活動をしております。
月組・宙組(そらぐみ)・星組・蕾組・虹組です。
まるで宝塚のようですが、人生経験を積みまくった元むすめ達が組ごとに本を探し(朗読用に少しカットすることもあります)練習をして発表をします。
朗読劇ではなく、あくまで音訳者の朗読なので、そんなに派手な表現はしないのですが、その分、間の取り方や読み方を工夫しているので、聴いていただいても飽きないのではないかと思います。
それでは、少し、発表の組と演目のご案内をさせていただきたいと思います。
まずトップバッターは「月組」です。
こちらは音訳ではかなりベテランの3人組です。
うちうちでやっている読み合わせ会では、毎回うまかった組の投票をするのですが、おそらく一番多くチャンピオンになっています。
今回は「王子の狐」という落語を朗読します。
朗読時間は約20分です。
若い女に化けた狐を人間の男がだますというお話なのですが、この組は掛け合いがとても上手ですので、狐と男の会話の面白さを楽しんでください。
二番目は私が所属しております「虹組」です。
音訳では年数が浅いほうですが、新人さんもどんどん入ってきて焦っている年代です。
今回は4人で「猫の傀儡(くぐつ)」というお話をします。
虹組は、ほぼ、ベタの讃岐人ですが、猫にうまいこと操られる江戸っ子の江戸弁・・・
ちょっと不安ですが、人情味あふれる江戸っ子にうまくなれるよう頑張ります。
朗読時間は約25分です。
この後、少し休憩の予定です。
3番目は「宙組」(そらぐみ)です。
こちらの組は、最初は3人編成だったのですが、家の都合などでメンバーが減り、ただいま孤軍奮闘一人で頑張っています。
とはいえ、キャリアも技術もピカイチ。
月組に負けないくらい、一人ででもチャンピオンになっています。
今回の朗読会において、二つ目の落語ですが、この組のお得意ジャンルです。
「芝浜」は酒好きの魚屋としっかり者の女房のお話。
さてさてどのように料理するのか私も楽しみです。
朗読時間は、約22分。
4番目は「星組」です。
今回は3名での出演です。こちらは音訳では中堅どころとベテランさんの混合チームです。
組にはそれぞれリーダーがいるのですが、こちらのリーダーさん、年間予定を年初にばっちり組むそうで。

4名のメンバーがその時々で出たり休んだり。すごいですねぇ。
今回は山口恵以子著「あしたの朝子」
声優を目指したはずの朝子さんがある偶然で鋏職人のお家に嫁いだことからのあれこれのお話。
朗読時間は、約20分。
トリは「蕾組」です。
早く「花組」に・・・というと、「まだ咲かない」そうです。
この中では一番フレッシュな組なのですが、前回の読み合わせ会で遂にチャンピオンになり、伸び盛りのチームです。
チームワークも随一で、聴いていても仲の良さが伝わってきます。
(もちろん、どの組も仲は本当にいいですが、ここは特に。)
5人での発表です。
「浦島太郎」なんですが、村上龍著です。村上さんが新しい観点で描いた野心作。
朗読時間は、約13分です。
と、このように、ご案内している私もワクワクの出し物ばかりです。
実は例年よりも参加の申し込みが少なく、まだお席は十分余裕がございます。
是非、お誘いあわせの上、ご来場ください。
2月17日(水曜日)13時30分開演(13時開場)
香川県社会福祉総合センター7階第二中会議室にて
参加申し込みはセンター(電話087-812-5563)までお願いします。
1階からのご案内が必要なかたは、あわせてお申し付けください。
今まで参加されたことのないかたも、どうぞお気軽にご参加ください。
以上、朗読サークル・響から朗読会のお知らせでした。