「用具展」の様子・その2 「音声解説付きDVD鑑賞体験会」
2008年08月29日
長いお休みになってしまいました。
早明浦ダムの水位も上がらぬまま、8月ももう終わりですね。
さて、先日の「用具展の様子 その1」では、盲導犬のお話を中心に紹介しましたが、今日は「DVD鑑賞体験会」の様子をお知らせします。
2004年11月に公開されたスタジオジブリ製作「ハウルの動く城」のDVDの鑑賞を体験してもらいました。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著「魔法使いハウルと火の悪魔」が原作ですが、木村拓也や美輪明宏が声優というかなり話題になった作品です。
これは、音声解説付きDVDで、セリフとセリフの合間に、画像を解説する音声が入っているというものです。
解説の音声のほんの一部を紹介します。
「切り立った岩壁。
狭い谷底に城の残骸が散らばっている。
うずくまっていたソフィーが動くと背中から木の破片が落ちる。(コトン ゴトゴト)
木々の間から出てきて埃を振り払う。
呆然と座り込むソフィーの後姿。」
このような感じで丁寧な解説が入っていました。
この鑑賞会を体験された皆さんの感想はいかがだったでしょうか?
ちらほらと空席もあり、もっとたくさんのかたに観てもらえたらよかったなぁと、思いました。
写真1枚・・・DVD鑑賞体験会の様子
プロジェクターを使用して大きな画面にDVDを映しています。
(さきほどの解説の部分とこの写真の画像はリンクしていません)
それから、センターのホームページに、「用具展の様子」をやっとアップできました。
「センターより」のページにある「2008目の見えないかた、見えにくいかたのための用具展の様子」のリンク先を開くと出てきます。
また訪問してみてくださいね。
画像中心ですが、説明文を一つ一つ入れています。
http://www13.ocn.ne.jp/~shikaku/youguten1.html
今、IT担当は、9月半ばから始まる「パソコン基礎講座」の準備をしています。
今回の受講希望者は、かなり多くて、うれしい悲鳴です。
5日が締め切りですので、受講確定の連絡はもう少しお待ちくださいね。
センターの行事としては、来月早々の日曜日、「オセロ大会」があります。
また熱戦が繰り広げられることと思います。
参加される予定のかたがた、頑張ってくださいね。
さるすべり
2008年08月05日


7月のエクセル講習会・ 8月3日の用具展も 終わり少しホッとしているところです。
また、私個人的には 雑誌「壮快」9月号の デイジー図書作成の編集作業も 一段階終えて
校正をHさんにお願いし いま待ち状態で ちょっと一息といったところです。
なんとなく慌しかった日々のあと 狭い庭ながら ふと見ると 紅色の「さるすべり」が今を盛りと
暑い夏空に咲き誇っているではありませんか。
今日は 以前からの 「さるすべり」は 漢字で書くと「百日紅」はどうして?
漢字と読みがまるで対応していない の疑問を解決すべく
ネットで検索し よーく分かりましたので 既にご存知の家兎もおい出るとは思いますが
皆さんにも披露しますね。
百日紅は高さ5メートル程の木で夏を中心に花を咲かせる、花は白いものもあるが
一般的には赤い。原産地は中国で、次から次へと花を咲かせ、百日にもわたって
花を咲かせるので「百日紅」と呼んだ。しかし日本ではその幹がつるつるしているので
木登り上手な猿でさえ登れないということで「さるすべり」と呼んだ。
猿が聞いたら「なめるなよ」と思うであろう。
「百日紅」は中国語・「さるすべり」は日本語ということです。 とありました。
また、余談として以下のようなことも書かれていましたので参考までにコピーしました。
「栗花落」という苗字の人に三人会ったことがある。うち二人は兄弟なのでともに「つゆり」と読むが、もう一人は「つゆ」といった。なんと漢字よりかなの方が字数が少ない。この姓は、
今日は 勉強になりました。
写真は上の1枚は 家の塀の外から 2枚目は平の内側から撮ったものです。
濃いピンクの小さな花がかたまって咲き、ブドウの房のように少し下にたれ、葉の緑・ピンクの花が
暑い夏の青い空に負けじと広がっています。
「用具展」の様子・その1 「キュートなパピーちゃん」
2008年08月04日
来場者数は昨年の1.5倍ほど。
なかなかの盛況ぶりでした。
特に、日常生活用具のところでは、たくさんの人だかりができていました。
写真①
日常用生活用具及び便利グッズ
消費カロリー計付き音声万歩計・弱視者用白黒ソーラー腕時計などが並んでいます。

詳細はホームページでご覧になったかたもいらっしゃると思いますが、今回は、盲導犬のデモンストレーションや体験歩行、DVD鑑賞体験会もありました。
盲導犬は、体験歩行やデモンストレーションに活躍する「営業犬」(と、訓練士さんが笑いながらおっしゃってました)3頭、パピーちゃん2頭、リタイヤ犬1頭がやってきました。
午後から10分ほどの体験歩行に同行してみて、訓練士さんの言葉一つ一つをきちんと理解し行動できる盲導犬の賢さを目の当たりにし、感動しました。
お仕事がきちんとできたら、スキンシップをしながらその場でしっかり褒めるのも大切なことのようです。
もう一つびっくりしたこと・・・それは訓練士さんの英語の発音。
とても流暢な英語でした。
小さなパピーちゃんたちはまだ生後2~3ヵ月ですが、ほわーんとした幼さの中にも賢さが見えました。
帰り際、1階のロビーで休んでいる時に自動販売機のガチャガチャという音に反応したパピーちゃんがいて、訓練士さんが「Don't worry・・・」と優しく繰り返すと、また安心して眠りに入るという姿を見て、信頼関係の深さを感じました。
写真②
向って左側にリタイヤ犬(薄茶色・7歳)とその隣にパピー(白・2か月)のツーショット。
パピーは緑色のパピーコートを着ています。
訓練士さんがカメラのほうへ来て、2頭の気を引いてくれて可愛いツーショットが撮れました。
年長者の方は暑さからか寝そべっています。
パピーはやんちゃそうな目を訓練士さんのほうへ向けています。
2頭の前足が重なって、手をつないでいるように見えます。

写真③
パピーの後姿
パピーコートには「盲導犬パピー トレーニング」と書かれています。
パピーコートが大きいのか、ちょっとずり落ち気味です。

盲導犬の可愛さに胸がキュンとなったかたは、日本ライトハウスの方で「盲導犬日記」をいうのを公開されています。
おもしろ写真集というのもありますよ。
