木の実シリーズ第3弾「ザクロ」
2008年10月29日
パソコン基礎講座も無事終了し「やーれやれ」と伸びをした瞬間、11月早々に始まる「年賀状講座」がすぐ足元に控えているのを思い出し、日帰り温泉で疲れを癒す暇もなくその準備に追われていました。

横書き、縦書きとも、一応マニュアルは完成したのですが、今はそのマニュアルを点訳に回しています。
利用者の皆さん、楽しみにお待ちくださいね。
さて、ブログでは木の実シリーズが続いていますが、今回はザクロです。
センターの点訳関係のお仕事をされているSさんが、「ネタ」として提供してくれました。
提供後しばらく時間が経っていたので、はじけているほうのザクロは色が変わっている部分もありましたが、そこらへんはしっかりよけて、きれいなところだけ選択してみんなで食しました。
見た目からもっとすっぱいような気がしたのですが、時間の経過とともに充分熟していたのか、けっこう甘かったです。
ちょっと硬めで口の中でプチッとはじける感覚もとてもおもしろい。

一粒一粒が小さくて透明感があるので、何かオシャレですよね。

種が大きくて実の部分が少ないので、食べ方はなかなかオシャレにとはいきませんが・・・

写真・・・1枚
ザクロが二つあります。一つは半分に割れて赤い小さな粒粒が詰まっています。
手前にあるもう一つのザクロは赤いりんごのようにツヤツヤして葉っぱが1枚ついています。
あと3日で10月も終わり。
わんこの散歩がにつらくなる季節が、そろそろとやってきます。

まきの実
2008年10月11日
先日のアケビに続き、またまたちょっと珍しい木の実の話題です。
自宅の北側に大きなまきの木(犬まきというらしい)があるのですが、今年は毎朝の掃除が憂鬱になるほど、そのまきの実がいっぱい落ちています。
子供たちが小学生の頃は面白がって食べていたように思うのですが、最近では誰も拾わず、そのまま箒で集められチリトリの中へ。
先日のアケビによって木の実を見直した感があり、ちょっと食べてみようかなと思っていたところ、昨日帰宅したら、ダイニングのテーブルの上に器に入って置かれていました。
「うん?私の気持ちを読まれたか?」と思うほどのタイミングだったので、かなりびっくり
ちょうどおなかもすいてるし、一つつまんでみることに。
でも、それこそ、ン十年前に食べたきりなので、どんな味だったのか憶えていない・・・
すっぱいものがちょっと苦手なので、恐る恐る口にしました。
口に入れた瞬間、ちょっと木の香りというか草のような青臭さを感じましたが、うん、これなら大丈夫。
食感は、ちょうどゼリービーンズの中身くらいの柔らかさでほんのりとした甘さが広がります。
グミキャンデーほど歯ごたえもなく、くにゅくにゅとした感じの柔らかさです。
写真1枚目・・・紫色に色づいたまきの実が10個くらい器に入っています。
まきの実は小指の先ほどの大きさで、緑色の種と、“団子の兄弟”のようにくっついています。
種は実と同じくらいの大きさで白く粉をふいています。
今朝、庭掃除の時にまだ熟し切ってない実を見つけたので、その変化を写真に撮りました。
写真2枚目・・・まきの実が縦になった状態で左から右に3個並んでいます。
まきの実の色は、一番左側がちょっと薄めの橙色、真中が赤、一番右側が濃い紫です。
橙や赤の状態では、食べられないそうです。
濃い紫になったら甘くなるのかな?
緑色の種は3個とも同じようについています。
まだ熟していない赤い実はちょっと透明感もあり、宝石のようでとても可愛いです。
木の実といえどさまざまで、アケビとは全く違う姿形が面白くて紹介しました。
自然って、本当に不思議ですね。
アケビのその後
2008年10月03日
今週月曜日に紹介したアケビですが、この数日の間にきれいに色づきました。
その姿は、まさに「サツマイモ」
ついている葉っぱをのけて、新聞紙の上に置いてあったら、99%の人はサツマイモと信じて疑いません。(と、思います。)
写真1枚目・・・きれいな赤紫色になったアケビ。葉っぱは少々しおれています。
アケビの実はところどころ、茶色になった部分があり、まさしく「焼き芋」のような感じです。
さて、今日のランチタイム、いよいよお待ちかね?のアケビを食すことに。
ともすれば、逃げそうになるAさんをつかまえ、緊張感漂う中(いったい何の緊張感?)、アケビとにらめっこ。
「アケビの味初体験」と言っておきながら、なかなか手が出ません。
何か、触った感じもぷよぷよだし、「食べても、大丈夫?」という声も・・・
「でも、食べなくても中身の写真は撮りたいよね。」ということになりました。
「真ん中を割ったらええんと違うん?」
「ナイフが要るんかな?」
そういいながら、ちょっと力を入れたら、二つに割れ、中身が・・・・
写真2枚目・・・アケビが縦に二つにぱっくり割れた状態。
ライチのような白いとろっとした感じの実の中に黒い小さな種がいっぱい詰まっています。
かなり熟れた状態のようです。
一同、「うーん」
見た瞬間、私が思わず叫んだ言葉はここには書けません。
あまりにも、アケビちゃんに失礼なので。
その中身の状態に誰も手が出なかったのですが、勇気あるMさんが、「ちょっと食べてみるわ」ということに。
みんなMさんを凝視していると、「けっこう美味しいよ」の一言。
Mさんが倒れないことを確認して(?)、まず私がちょっと食べてみました。
うーん、不思議な口当たり。
でも、そのうちに広がる柔らかい甘さ。
「甘いよ。」の一言で、逃げていたAさんも覚悟をきめ、食べてみることになりました。
Sさんは、「甘い片栗粉を口に含んだ感じ」という感想でしたが、そう言われればそんな触感かも。
小さな粒粒の種が残るので吐き出さなくてはいけませんが、でもけっこう甘いので、癖になる味かも?
香川に来てから、「ゆすら」とか「しゃしゃぶ」とかの木の実の味を体験しましたが、両方とも甘酸っぱい感じなので、このアケビの甘さは意外でした。
残りのアケビは、Mさんがご主人へのお土産にされるとのことで、持って帰られました。
これにて、一件落着。
Mさん宅で、味わって食べていただけてたら、うれしいです。