朗読会に来ていただき、ありがとうございました
2018年03月17日
遠くにいた春が猛スピードでやってきたような日が続いて、朝、着るものに思案しますね。
朗読サークル・響 船津です。
2月28日に開催された第6回 定期朗読会が無事終わり、ホッとするとともに感謝の気持ちで一杯です。
厳しい寒さが続いたせいか、例年より参加者が少なかったのは少し残念でしたが、楽しい会だったと思います。
私に関して言えば、今回は所属の虹組を離れ、宙(そら)組での出演をさせていただきました。
出し物も落語を簡単な文章にしたものにチャレンジしました。
以前、ベテランの先輩と組んだ時、あまりの力の差に、仲間に「ごめんよぉ。ごめんよ。正直言って下手が目立つ。」と指摘され(本音を言いあえる間柄なので)結局はベテランさんに稽古をつけていただいて、同期で出演ということになってしまいました。
なので、今回は、まずは先輩の読みをスマホに録音させていただき、台本に、まるで楽譜のように強弱や音の高さ、間の長さを書き込み、さらに家ではスマホで録音した先輩の声と掛け合いの練習をしました。
音訳では文頭は同じ音の高さ、拍も整えてが鉄則なので、最初は上手くできませんでしたが、何度も何度も練習をし、台本に注意書きをしながら仕上げていきました。
しばらくすると、先輩から提案が。(先輩は、私よりも随分年長ですが、アイディアの宝庫です。)
普段は朗読前に一言、紹介コメントをさせていただくのですが、今回は落語のマクラのように、なおかつ二人の掛け合いで漫才のように話に入ろうということになりました。
その方が楽しんでいただけるのではないかと。
また、演目の中には知らない言葉が幾つかあったのですが、参加の方にご存じか問いかけてみようということにもなりました。
そうしますと、客席からお返事をいただけ、アットホームな雰囲気の中、こちらものびのびと演じることができました。
また、朗読だけではなく、声を出すコーナーでは、言葉の母音を使った発声方法にトライし、体操のコーナーでは気功を使って体をほぐす体験をしました。
休憩時間には利用者さんに差し入れしていただいた、まだ温かさの残る美味しいおまんじゅうを皆でいただき、6回目の朗読会も笑顔で終えることができました。
6年といえば小学校で言えば卒業。来年度からは中学生です。
これまで続けてこられたのは、利用者さんを始め、周りの皆様の温かいご協力と応援のおかげだと思っております。
気持ちも新たに、これからも一緒に楽しめるイベントを開催していきたいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
本当に有難うございました。
写真1枚・・・青空をバックに、下から写したハクモクレンの写真
今年はハクモクレンがいつもの年よりもたくさん蕾をつけました。
一昨日あたりから咲き始め、今日はかなりたくさん開花しています。
青空の青とハクモクレンの花の白のコントラストが春を感じさせてくれます。

本文終わり
交流会のご案内
2017年10月04日
音訳ボランティアかがわです。
例年残暑厳しい印象がありますが、今年は急に涼しくなり、もうすっかり秋ですね。
急な気候の変化に体調など、いかがでしょうか?。
今年の交流会は10月17日(火)です。
今年はささやかではありますが茶菓を準備して、茶話会から始めたいと思います。
とはいえ、なかなか「さぁ、お喋りしましょう!」でお喋りってできませんよね。
音訳者のインタビューなども予定していますが、そこから少しずつ会話が弾むといいなぁと思っています。
さて、次は、これまでも経験した方がおられると思いますが、脳トレ体操(と勝手に命名しています)です。
「えーと、右手はパーで、左手は・・・あれ?どうしてできないの?」と毎回、分かっちゃいるけど頭と体がうまく働かなくて大混乱!!
でも出来ないのは私だけじゃないんです。
結局、皆で「あっはっは!!」
そう!完璧にできるより(いや、もちろん出来るのにこしたことはないと思いますが)頭と体を一緒にフル回転させるのがいいのだとか。
さぁ、今回はどうかなぁ?笑顔でチャレンジしましょう!
すこし休憩を挟んで「朗読サークル・響き」の朗読2作品を聞いていただきます。
まず最初に、ベテラン組の得意の演目、落語より「悋気(りんき)の火の玉」。
現代も週刊〇潮とか週刊文△とかで、しょっちゅう世間を騒がせている男女のアレコレ。
昔も今も変わらないようですが、落語ならではのいきな話になっています。
次に、虹・宙組が演じる宮沢賢治「狼の森(おいのもり)と笊森(ざるもり)、盗森(ぬすっともり)」です。
当初は同じく宮沢作品の「雪渡り」の予定でしたが、最近の自然災害や自然と人間との関わりを、まるで宮沢賢治が予見していたかのような題材だなぁと思い演目を変更させていただきました。
尚かつ、ご出席の皆様には、「森」になっていただき、農民の問いかけに返事をしていただきたいな、と思っています。
問いと答えは3パターンです。(当日改めてご説明します。)
(農民)「〇〇してもいいかぁー?」と聞かれたら・・・・(森=皆様)「いいぞぉー」
「〇〇知らないかぁー?」と聞かれたら・・・・・(森=皆様)「知らなぁい」
「さがしにいくぞぉー!」と言われたら・・・・・・(森=皆様「来お(こお)ー」と答えてください。
森になったつもりで、大きな声で返事をしていただけると素敵な作品になると思います。
開始時間は10時です(受付けは9時30分から)。
1階からのご案内が必要な方は事前にお知らせください。
終了時間は11時45分頃の予定です。
場所は県社会福祉総合センター6階の研修室です。
参加申し込みの締切は10月6日(金)ですが、準備物がありますので、早めの申し込みをいただけると幸いです。
参加ご希望の方はセンターまでお申し込みください
秋の一日、皆で楽しく過ごしましょう! お待ちしています。
写真1枚・・・秋の味覚 栗が4個あります。業者さんからいただいたようです。
今日は栗ご飯にしようかな?

以上で 本文終わり。
朗読会に来ていただき、ありがとうございました
2017年04月07日
長く楽しめるといいですね。。
朗読サークル・響 船津です。
写真1枚目・・・近くの公園の桜です。咲き出しましたが、なんだかまばらです。

3月1日に催した朗読会には多数の方にご参加いただき、誠に有難うございました。
今回は演目の4作品に加え、私たちがやっている発声練習の体験コーナーや、響メンバー指導による脳トレ体操などでリラックスしながら楽しい時間をお過ごしいただけたのではないかと思っております。
これまでは、自分たちの発表のことで一杯一杯でしたが、当初から、利用者さんとの交流が会の最大の目的ですので、一緒に体感できるコーナーができて良かったです。
一回目から欠かさずご参加の方もいらっしゃいますし、毎年楽しみに来て下さる方も増えました。
利用者さんが聞きやすい録音図書を作るのを目標として活動を続けている私たちですが、「この読みでいいのか?」「図や表は分かりやすく処理できているのか?」と常に迷いながらの音訳です。
このような会での利用者さんとのお喋り、終わってからの感想、そして普段聴かれているデイジー図書の感想や要望などのお話は、私たちにとって、何より貴重ですし、有難いものです。
しかも、親しくならないと、なかなか本音も言っていただけないと思います。
これからも、お会いできる機会が増えるといいなと思っております。
早いもので、朗読サークル・響も6年目の活動となります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
写真2枚目・・・球根を掘り起こすのを忘れていた我が家のチューリップです。一足先に咲きました。
以上 本文終わり
「朗読サークル響」からのおたよりです
2016年08月19日
朗読サークル・響の船津です。

聞き飽きたとは思いますが、毎日本当に暑いですね。

梅雨の間、たっぷり降った雨に安心してたのですが、いつの間にやら、また早明浦ダムが気になる今日この頃です。
写真1枚目
庭のいちじくの葉の裏に二つの蝉の抜け殻がありました。
音訳者の夏の天敵、蝉ですが、こんな近くで頑張って羽化したのかと思うと愛おしい気持ちになります。

実は先日、高松市内の、ある小学校の放課後児童クラブ(学童とも言われていますが)から依頼を受けまして、メンバー10名で出向き、朗読をしてきました。
音訳ボランティアの先輩からお話をいただいたのですが、最近、働く親御さんが多く、その放課後児童クラブでは100名以上の生徒さんが夏休みでも通ってくるそうです。
実は、最初はせっかくのお話でしたが自信がなく、お断りしてしまいました。
普段、朗読するのは、録音図書を聴き慣れていらっしゃる利用者さんの前ですし、しかも私たちは「音訳者の朗読」ということで、あまり朗読劇のような表現をしないので、果たして子供たちに静かに聴いてもらえるのだろうか、との不安がありました。
でも、メンバーの後押しもあって、話を進めさせてもらいました。
響のメンバーの中には読み聞かせや、朗読の経験がある人が結構います。
音訳では、たまにそれが「癖読み」という、治すのが難しい弱点になったりします。
(響では、音訳チャンネルと朗読チャンネル、意識して、チャンネルを切り替えましょうねと、いつも言っています。)
今回は完全な朗読チャンネル。
しかも経験者によると、子供たちは、つまらないと顕著に聴いてくれないそうで。
(朗読会では、利用者さんにも好みの話、そうでもない話、眠くなる話(笑)など色々かと思いますが、じぃーーっと根気よく聴いてくださっている姿に毎年感謝しています。)
そもそも、そんなに多くの子供たちに最近接したこともなく、学年もバラバラの子供たちが、どんな話を喜んでくれるのかも分からず、どうしようかと正直頭を抱えました。
私のほぼゼロに等しい経験値ではどうにもならず、結局は、参加する三組でそれぞれ考えることにしました。
私はいつもの組から離れ、その小学校の近くにお住いの先輩と組むことになりました。
そして題材探しなのですが、センターと同じ階にある図書館で色々探した結果、盲導犬を子犬時代に預かり育てる里親ボランティアをした女の子の実話をもとにした絵本を選びました。
訓練所に入る前の仔犬を、家庭で一年近く預かるのですが、その間、しつけもしないといけないし、旅行にも行けないし、何より、人間好きの犬に育てないといけません。そして、なついて一番可愛い頃に、訓練所に返さないといけないという、とても大切で、少し切ないお手伝いをする話です。
絵本ではありますが、実話ですし、私も犬を飼っている身なので、訓練所に返す前の日のところでは、涙が出そうでした。
その本を、内容は先輩に主に読んでもらい、私は盲導犬のことや、点字ブロックのことをお話しさせてもらうことにしました。
香川には盲導犬の訓練所はないので、里親ボランティアはできないけれど、点字ブロックの上に自転車などを置かないよう気を付けたり、周りの人たちに心を配るのも大切なことだということを伝えたいと思いました。
写真2枚目
放課後児童クラブで発表した絵本と、二枚の絵です。絵本では小さくて後ろの子供に絵が見えないので、一枚は絵本の中の1ページを拡大コピーして色をつけ、もう一枚は、絵本の中の絵を大きめに描きました。

さて、あとの二組も着々と準備を進め、一組は「じごくのそうべい」、もう一組は「善造どんと狸汁」を選びました。
そして、100名以上の子供たちに一気にお話をするとなると大変なので二組に分けてもらっての発表ということにしてもらいました。
一階と二階に分かれて、せいのぉで、で始めて、演者が上と下を行き来するプログラムを組みました。
つまり、順番を変えながら、一組が2回ずつ演じるというわけです。
発表当日。
小さな子供たちを前に緊張のまま、
私)「みなさ~ん、こんにちはぁ!」
司会業をやっている友達のアドバイスで、普段より可愛めの格好をして、髪も結んで、心の中では「歌のおねぇさん」になったつもりで(図々しくてすみません)ご挨拶。
子)「こんにちはぁ」(小さめの返事)
私)「あれぇ?元気がないかなぁ?」
子)「こんにちはぁ~~!!」(大声で)
あぁ、にわかお姉さん(おばさんですが)、すでに限界です。
本日の課題はやりきった(汗)!
あとは、いちいち良い反応をしてくれる子供たちに、負けないように声をだすだけで精一杯でした。
「盲導犬が、、、」と私が言うと即座に、
「見たことある~~!」と子供たち。
「あ、そ、そう(汗)」と私・・・
「点字ブロック、、、」と言えば、
「あそこにあるん知とっる~~!」と子供たちが口々に言い、
「あ、そ、そうなんやね(汗汗)」という具合。
普段使わない汗腺と腹筋を使いながら一生懸命喋るのですが、ぴちぴちパンパンの若さに圧倒されっぱなしでした。
なんとか自分の出番を終えて、他の組はというと、やはり最初は中々乗り切れず、指導の先生が諌めてくれることもあったのですが、子供たちは、どんどん話に引き込まれていったようです。
「じごくのそうべい」は地獄に落ちて閻魔さんが出てくるお話なのですが、こわかったり、臭かったり、くしゃみをしたり。
子供ってその手の話は大好きで、笑い声が絶えません。
「狸汁」は、あくどい善造どんと、母狸の身代わりになろうとする子狸の、ほろりとするお話で、これまた楽しんでもらえたと思います。
上下で演じているので、お互いの反応も聞こえ、演者も負けじと声を出すという感じで、私だけでなく、皆、いつも以上に喉と腹筋を使ったのではないかと思います。
というわけで、楽しい一時間は、あっという間に過ぎました。
普段、利用者さんに聴いていただく朗読会では最後に
「今日のお話いかがでしたか?」 とお伺いします。
読みというよりは、「お話の内容はいかがでしたか?」というニュアンスでお聞きしているのですが
(題材選びにいつも四苦八苦しています)、
この日は、まるで昭和のコンサートの 「のってるかぁ~い?」「いぇ~~い!!」のノリで
私)「面白かったかなぁ~~?」
子)「面白かった~~~!!」で終了しました。
(かなり、おばさん的に無理をしすぎたようで二、三日こたえましたが)
良い経験をさせてもらったなぁと思うとともに、いつも響の朗読会では、どんな話でも、しっかり聴いてくださる利用者さんに改めて感謝の気持ちを持つ一方、甘えてはいけないなぁとフンドシを締め直した一日でした。
利用者の皆様のおかげで、なんと5回目となります朗読サークル・響の次回朗読会は、鬼も笑う来年3月1日(水)の予定です。
楽しんでいただけるお話を今から各組探しておりますので、是非是非スケジュールを開けておいてくださいね。
また秋に改めて詳細をご案内させていただきます!
ひさびさのお便りで、長くなりましたが、最後まで読んでくださって有難うございました。
昔より暑さが厳しくなっている気がしますが、水分をしっかり取って酷暑を乗り切ってくださいね。
朗読サークル・響 船津道代
2月の朗読会その後・・・
2016年04月08日
桜の時期も過ぎましたが、この時期ならではの言葉があるので、紹介しますね。
まず桜の時期に降る雨のことを「桜雨」と言います。
あとは、花冷えとか、花曇りとか。
3月を弥生と言いますが、「桜月」とも言うそうです。
なんともロマンチック!
日本語って、本当に奥が深くて、素敵ですね。
さて、うんちくはここまでにして、本題に入ります。
その素敵な日本語の美しさを巧みに伝えられる「響」の発起人さんから、2月に開催された第4回朗読会のお礼のメッセージが届きました。
原稿は早くいただいていたのですが、ブログ管理人の諸事情により、今になってしまいました。
利用者の皆さん、そして「響」の皆さん、本当に申し訳ありません。
遅くなりましたが、以下に発起人さんからのメッセージを掲載しますね。
みなさま、こんにちは。
音訳ボランティア・かがわ 朗読サークル・響、発起人の船津です。
先日、無事に朗読会が終わりましたので、ご報告いたします。
写真1枚目・・・式次第の写真
「朗読サークル 響」その隣に「朗読会」と大きく書かれ
その隣には、一から五まで、それぞれのグループ名と演目の紹介の紙がホワイトボートに貼られています。

学生時代、3学期の始業式で、校長先生が「1月は、いんで、2月は逃げて、3月は去るきに、日々大切に過ごさないけません」(私は香川県の西部の出身です)と毎年のように言われたのを思い出しましたが、朗読会も「やれやれ無事に終わった」と思ってから随分経ってしまいました。
開催前には、なかなか参加者が増えず、重ねてご案内させていただきましたのに、ご報告が遅くなりまして申し訳ございません。
色々な方のご協力もいただき、おかげさまで参加者、総勢46名の会になりました。本当に感謝しております。
私は基本(自称)晴れ女なのですが、毎年朗読会の開催日は雪が散らつくことが多く(2月ということもありますが)、今回も前日からの強風で気温が下がり心配しましたが、当日は寒いながらも何も降らず、良かったです。
参加の皆さまは、さぬき時間ではなくお集まりくださり、時間通りに会を始めることが出来ました。
2時間を少し超える会になりましたが、落語のお話の時には、大いに笑ってくださり、人情話には、しんみりと静かに聴いてくださいました。
どの話でも、じっくり聴き入ってくださる皆さまを前にし、緊張はしたものの、どの組もいつも以上に頑張って声を出せたかと思います。
音訳のときも、どこでポーズを取ったら意味が通じやすいだろうかとか、ピッチを工夫したりするのですが、朗読は特に、目の前の聴いてくださる皆さまの反応がすぐ分かるので、情景を思い浮かべてもらえるよう、会場の後ろまで声が伝わるよう、練習を積んできました。
なかには直前まで風邪をひき、思うように声が出せなくて悔しい思いをしたメンバーもいますが、どうか熱い気持ちだけは伝わっていますように、と願っています。
写真2枚目・・・朗読会の様子
5人のボランティアさんが前に立って並び、朗読しています。
それをたくさんのかたがたが椅子に座って聴いています。

春からは5年目の活動となります。
実は、発足前は、こういう活動は、続けていると意欲が落ちたり、飽きてきたりする人もいるかなと思っておりましたが、皆、ますますの向上心で一杯です。
これも一生懸命聴いてくださる方々がいてくれる、また、一緒にうまくなろうとする仲間がいるからだと思います。
正直、毎回、発表する本を探してきたり、配役を考えて練習をするのは少し大変だなぁと思う時もあります。でもそれは、この本で喜んでもらえるだろうか?飽きずに20分ほど聴いてもらえるだろうか?と真剣に考えるからです。
音訳もそうですが、まずは聴いてくださる方のことを考えるのが、上達のコツなのではないかと思っております。
会も年数を重ねますと、メンバーも年を重ねます。声は、ナマの楽器のようなものですので、喉を鍛えつつ、労わりつつ(健康に簡単に左右されますので)、これからも、細く長く活動を続けていければと思います。
定例会は年一回ですが、昨年もプチ朗読会を催したように、お会いできる機会を少しでも増やせたらと思っております。
また、たまには、このように発信する場もいただき、活動の様子もお伝えできればと思います。
今回来られなかったけど興味を持ってくださった方、今回初めて参加してみたけど、また参加してみようかなと思ってくださった方、そしていつもいつも参加して応援してくださる方々、本当に本当に有難うございます。
こんな話が聴きたいなぁとか、その他、ご要望などもございましたら、お聞かせ願えると、これから益々頑張れると思います。
またお会いできる日を楽しみにしております。
暖かい日、冷える日ありますが、どうぞご自愛ください。
どうも有難うございました。
以上、朗読サークル・響から朗読会のお礼とご報告でした。
最後に・・・ブログ管理人より一言

リアルタイムでメッセージをお届けできなかったこと、深くお詫び申し上げます。
原稿をあたため過ぎて、時効の挨拶がズレましたが、メッセージをそのまま掲載しました。
利用者の皆さん、これからも「響」の活動を応援してくださいね。

よろしくお願いいたします。

ステップアップ研修会
2014年06月16日
梅雨の中休みですが、雲が多い日もあり、にわか雨に油断できないですね。
お出かけの時は洗濯物は軒下へ干すことにしています。
さて、先月、5月24日土曜日に、高知システムさんのMさんに来ていただき、パソボラさんの「ステップアップ研修会」を行いました。
eーとぴあ・かがわはWindows8のPCになっているので、PC-Talker 8.2の設定方法を学びました。
インターネットのグラフィック画面もPC-Talker8-2(バージョン2.10)では、OCR機能を使うことにより、音声に対応できるようになりました。
Windows7であれば、PC-Talker7-3(有料バージョン)が同じ機能を持っているとのこと。
セキュリティソフトなど、画面右下にでてくるちょっとじゃまな?グラフィック部分もカーソルの移動で音声対応ができるようです。
あと、領収書、郵便振替用紙などをアドボイス5の機能を使って簡単に作成する方法や、マイワード5の表作成機能の使い方なども勉強しました。
M先生の講習は、かなり高度で進むスピードも速く、キーボード操作でついていけなくなりアタフタすることもありましたが

いろんなヒントをいただいたので、また利用者の皆さんの支援に生かしていけたらいいなぁと考えております。

写真1枚・・・アドボイス5で作成した暑中見舞いのはがき。
イラストはアドボイス5のサンプルを使用。
横置き・横書きで、左上に濃い青の「夏」という文字。
その下はあいさつ文。
あいさつ文の右横にカクレクマノミの大小2匹が青い海の底で泳いでいるイラストがあります。
今週の水曜日は、ipad 体験講座の2日目です。(最終日ですが

先週の操作を覚えていらっしゃるでしょうか?
もうすっかり忘れたというかたも大丈夫です。
内海先生は、きちんと復習をしてから進まれるので安心して講習に臨んでくださいね。
受講者の皆さん、お気をつけてお越しくださいませ。
以上で本文終わり。
Ipad の研修会がありました
2014年05月12日
こんにちは。
今日は久しぶりの雨ですね。
1ヵ月半ぶりのブログアップです。
なかなかアップできなくて、ごめんなさい。
さて、先月、GW前にパソボラさんを対象に「ipad 講習会」をeーとぴあで開きました。
ipad にはVoiceOverという音声ソフトが最初から入っていて、設定からアクセシビリティを開き、VoiceOver をONにするだけで音声で読上げてくれるようになります。
ただ、この設定をすると、画面操作が思うように動かなくなるなるので、ある程度、練習をしてからでないと上手く操作できません。
去年の12月11日に広島大学准教授の氏間先生に来館いただき、ipad の操作説明や視覚障害のかたに使えるアプリもたくさん紹介していただきました。
その勉強会で教えていただいたことを中心に、パソボラさんにIpadを使ってもらいました。
まずは、フリック・タップ・ダブルタップ・トリプルタップなど、いろんな操作を練習後、VoiceOverを起動させて操作してもらいました。
目に見える画面と音声とのズレが難しく、ipad に慣れている人でも、操作に四苦八苦。
でも、使っているうちにだんだん慣れてきます。
Ipad を上手く操作できるようになれば、視覚障害のかたにとっても、とても便利なものだと思います。
他県では、使われているかたがたくさんいらっしゃるようです。
また ipad には Siri という音声を聞き取って操作してくれるソフトが標準で装備されていますが、この Siriさん に話しかけるだけで電話をかけたり、メールの送信などができます。
(声は男性、女性が選べます)
メールも文字で入力せずに、ご自分が音声で読上げるだけで、このSiri さんが文字に変換してくれるという便利なソフトです。
6月に開催される今年度最初の集合講習会は、この「ipad 体験」の講習会となります。
どんな内容になるかは、まだちょっと未定ですが、ほとんどが初めてのかただと思うので、ゆっくりペースで進めていきたいと思っています。
講師はいつもどおり、内海先生です。
楽しい講習会になると思います。
10名限定で、先着順とさせていただきますが、センター便りが14日頃ご自宅に届くと思うので、それ以降の申し込みとなります。
ホームページへのアップも同じ頃となりますので、日程などはそちらで確認してからお申し込みくださいね。
写真1枚目・・・ipad 講習会の様子。パソボラさんも真剣に研修を受けられています。
写真2枚目・・・右側に ipad ・左側に その資料。ipad はホーム画面になっています。
朗読会へのご参加、ありがとうございました
2014年02月21日
こんにちは。
2月も半ばが過ぎ、まだまだ寒い毎日ですが、それでも日差しは少しずつ春に近づいてきたような気がします。
1月末にこのブログでもご紹介した音訳ボランティア・かがわ 朗読サークル響による朗読会が2月18日開催されました。
以下、その響のメンバーによる記事と写真をアップしますね。
2月18日(火)7階第二中会議室にて朗読会が開催されました。
厳しい寒さにも関わらず、昨年より多い、50名の参加者でした。
最初は人気作家の浅田次郎の作品から始まり、方言を交えた讃岐の民話、その後、関西弁も軽妙な掛け合いが楽しい桂三枝の作品で、会場は笑いに包まれました。
休憩を挟んで宮部みゆきの40分の大作は、ベテランメンバーの読みに引き込まれて、あっと言う間に終わりました。
会のあとは利用者さんに感想や次回聴きたい作品などをお伺いしました。
普段、あまりお話しする機会のない会員と利用者さんですが、良い交流の場にもなったと思います。
来年度も朗読を通して音訳の技術を磨きながら楽しく活動を続けたいと思います。
写真1枚目・・・朗読会の様子。
写真手前はいすに座って耳を傾けていらっしゃる参加者の皆さん。写真後方は、舞台となっています。
舞台で朗読されているメンバーはは6名です。
写真2枚目・・・以前のブログで紹介した雪組さん4名による「オリンポスの聖女」の朗読の様子です。
聴いていらっしゃるかたもちょっとうつむき気味で真剣に耳を傾けられています。
以上で 本文、終わります。
パソボラ研修会を行いました
2011年05月08日
またまたずいぶんのご無沙汰となってしまいました。
4月はとうとう一度の更新もなく・・・

気がついたら、はや5月。
ゴールデンウィークも過ぎ、6日は二十四節季の一つ、「立夏」でしたね。

この意味は、「夏の気配が現れてくる頃」だそうです。
昨日あたりから夏日のようですが、風が爽やかなので日蔭などは心地いいですね。
さて、4月に入り新年度となりました。
毎年、この時期には総会を兼ねてパソボラさんの研修会を行いますが、今年はeーとぴあで一日がかりの研修を開催しました。
内容は「サピエ」について。
午前中はセンター職員のKさんから「サピエって何?」という講習。
https://www.sapie.or.jp/
サピエのサイトのトップページには、「サピエとは、視覚障害者を始め、目で文字を読むことが困難な方々に対してさまざまな情報を点字、音声データで提供するネットワークです」と書いてあります。
「サピエ」の概要の説明をして、実際に録音図書をダウンロードして聴いてもらいました。
お昼をはさんで午後からは高知のソフトのメーカーさんからMさんに来ていただき、「マイブック」について教えていただきました。
このソフトは簡単な操作でサピエの図書がダウンロードできるようになっています。
2月にも音訳の研修会でこの「サピエ」についての勉強会をしたのですが、パソコンボランティアさんにとっては特に必要な知識となるので、皆さん真剣にパソコンに向かっておられました。
5月末には、今年度の「パソコンボランティア養成講座」が開かれます。
もし、このブログをみられて興味を持たれたかたがいらっしゃいましたら下記のサイトをご覧になってくださいね。
締め切りは5月16日(月)です。
http://www13.ocn.ne.jp/~shikaku/volunteeryouseii2008.html
写真1枚目・・・e-とぴあ Aルームでの「パソボラ研修会」の様子。M先生の講習で真剣にパソコンの画面に向き合っています。

写真2枚目・・・マイブックというソフトから、録音図書をダウンロードした画面の様子。
デイジー図書なので、セクションに分かれています。
3分割された右下の画面にある数字はページです。

音訳研修会
2008年02月19日
今日は10時から音訳研修会がありました。
今月は「デジタル録音研修」ということで、 I さんと私が担当となり、先月から準備を進めてきました。
ちょっと前までは録音図書はカセットがほとんどでしたが、最近は再生機器が普及したことでCDで聴かれる方が多く、「デジタル録音」の研修の必要性も高まり、今年度から研修会に加えられました。
音訳研修会は毎月第三火曜日に開かれていますが、初級研修を修了された方が自由に参加できます。
この研修会を支える役員さんは8名。
2名ずつペアになり、それぞれの担当の月に研修会を受け持ちます。
研修会の内容は、「デジタル録音」のほか、「校正」「読んでみよう」「聞いてみよう」などがあります。
今日の研修は、「壮快」雑誌を例にして行いました。
PTR-1という再生機器を使い、利用者の方々がどのように聴かれているかを体験してもらいました。
音訳者が録音したものから編集によってどう変わるか、利用者のかたが聴きやすい形に編集し直すとはどういうことかなどを、デイジー編集画面を印刷した資料などをみながら説明。
ページ検索・階層ごとの進めかたなども体験してもらいました。
「壮快」雑誌は毎月発行なので、完成して利用者の方々のお手元に届く頃には、翌月の録音担当のボランティアさん達が打ち合わせに入っているというような早い回転です。
6名ほどの音訳者と編集者1人、計7名で1冊を仕上げます。
毎月半ば過ぎに打ち合わせがあり、月末または月初めまでに編集者に提出。
音訳、編集ともに校正は1回ですが、期間が短いため、かなりハードかも?
でも、面白いことに、読み間違いなどで訂正を繰り返しながら何度も読んでいるうちに「壮快」のワナ?にはまり、いつの間にか「酢ダイズ」を作ってしまったり、「〇〇ダイエット」を始めたりする人も多いようですよ。
音訳者はこんな形で日々頑張っています。
利用者のみなさん、録音図書、どんどん利用してくださいね。
写真1枚・・・PTR-1と、その横に壮快雑誌。雑誌の上にCDが1枚乗っています。