忙中閑あり(浜昼顔見物に)
2011年05月20日


一日楽しもうと出かけました。行先は 前日NHKのローカルニュースで出ていた 観音寺の一の宮海岸の「浜昼顔」を見にということに。
今回は高速を利用せず 久しぶりに11号線で、観音寺まで約50km 1時間かかりましたが それはそれで久しぶりに通ると新しい立派な道路も出来ていたり、新しいお店も出来ていたり、逆に昔はあったのにと思う店がなかったりと懐かしかったり、驚いたりと結構楽しみながらのドライブとなりました。

さて、目的の一の宮海岸は 有名な銭型のある琴弾公園より少し先(西)で新しい海岸公園となっていて 海水浴も出来る設備が整っています。細かい粒子の砂浜一面に可愛い ピンク色の浜昼顔が咲いていました。(浜昼顔は海岸の砂浜に生えるつる性の多年性で
昼顔に比べて濃く葉が丸いそうです) 以前は 琴弾公園の海岸にもあったが いつかの台風でなくなってしまったと地元の人が話してくれました。写真1枚目は 浜昼顔、高さは10cmくらい、花は私たちがよく見る朝顔と同じ感じです。二枚目が海岸一面の浜昼顔が群生している様子ですが 砂浜に緑が広がり、花のピンク色が点々と見える。
帰りは、琴弾公園のそばの「つくも山」に登り、(153mと高くはないが讃岐7富士の一つ)燧灘の素晴らしい眺めを楽しみました。
心いやされた一日でした。来週は お仕事頑張ります。

エノコログサ?
2011年05月08日

本日、2回目のブログアップとなります。
最近、ちょっと不思議なことがあったのでブログに書きたくなりました。
4月半ばからさぬき市で「山野草と風景写真展」という作品展があり、4月24日の日曜日に行ってきました。
去年も同じ場所で開催され、ネットで出した地図を片手にうまくたどり着けたのですが、今年はナビに頼っていたら、ぜんぜん違う場所に連れて行かれ待ち合わせ時間に40分以上も遅刻。
何故かと言えば、ナビへの入力ミスで「さぬき市役所」と入れてしまっていたため、「寒川」に行かなくてはいけないのに「志度」に導かれてしまったという・・・
相変わらずのそそっかしさです

前振りはさておき。
不思議な話は、そこで買った山野草の話です。
写真展を主体に行ったのですが、なかなか見ごたえがあり、構図などとっても勉強になりました。
去年同様、山野草のお土産も買いました。
去年は「マムシ草」というちょっとドキッとするような名前の山野草を買ったのですが、今年はまるでタンポポの綿毛のような可愛い山野草を買いました。
名札を見ると「エノコログサ」と書いてある。
どこかで聞いた名前なんだけど、初めて見る植物です。
とにかく可愛いのとお値段も手ごろなので、うちの子になりました。
花好きの義母へのお土産にして、帰って小さな植木鉢に入ったほわほわしたその子を見せると「初めて見るなあ」とのこと。
玄関に並べられた植木鉢の仲間に入り、時々眺めて楽しんでおりました。
ところが、つい最近、義母が言うのです。
「ロウバイの下の所に珍しい草が生えとるよ」って。
何だろう?と思って、その場所へ行ってみると・・・
何と同じエノコログサが生えてきていました。
背丈はほとんど同じだけど、ちょっとだけ高い感じ。
それにしても同じようにほわほわとした綿毛のような白い花?がたくさんついています。
義母はいつもその場所の草抜きをしているのですが、その場所にあるのを初めて見たと言います。
さっそくネットで調べてみると、「エノコログサ」は、どうも「猫じゃらし」らしい。
猫じゃらしならよく見かけるし、あれは夏から秋にかけて咲くものでは?
それに、うちにいるエノコログサはまったく違う形態なのです。
もしかしてもう少し大人になると「猫じゃらし」のように成長するのかな?
それにしても同じ時期に鉢植えと庭に自生しているものと。
そのリンクがとっても不思議。
種が飛んだのでは?と思われるかもしれませんが、そんなに早く成長するものなのでしょうか?
今は、庭に自生したエノコログサと鉢植えのエノコログサがどうなるのか、観察中です。
でも、これってホントにエノコログサなのかな??
もし本当の名前をご存じの方がいらしたら、教えてくださいね。
写真1枚目・・・鉢植えのエノコログサ
20本くらいの白い綿毛状のフワフワした感じの花?が細い茎の先についています。
葉っぱは下方部分にありイネ科の葉のようですが、柔らかな感触です。
背丈は5cmから15cm程度です。

写真2枚目・・・エノコログサの名札
山野草展で買ったときに付いていたものです。
白く縦長のプラスチックの小さな札に、カタカナで「エノコログサ」と書いてあります。

写真3枚目・・・自生したエノコログサ
背丈は5cmから20cm程度。
こちらも20個程度の白い綿毛状の花?が細い茎の先端に付いています。
こちらの写真のほうは白く写っていますが、フラッシュのせいで明るくなっています。

「あじさい」スポットめぐり
2010年07月11日

ちょうど「あじさいまつり」が開催されていた時期だったのですが、いつもなら山の斜面一面に広がっているアジサイもその頃はまだ6割くらいしか咲いておらず、梅雨に入る前に何故か虫がたくさんついたらしく葉っぱがとても傷んでいてかわいそうでした。
でもここにはとても楽しい乗り物がありました!
何と、それはモノレール!
片道4分で500円ですが、こんな珍しいものは乗るに限ります。

けっこうな急斜面をゆっくりゆっくり登っていきます。
写真を撮るのに夢中だったので、あまり恐怖感はなかったのですが、ちょっとのけぞるくらいの角度だったような気がします。
屋根もなく、ベルトを横にかけただけの簡単なモノレールですが、お天気も良く爽やかな風に頬をなでられ、最高に気持ち良かったです。
写真1枚目・・・モノレールに乗ってアジサイの間をゆっくり登っていきます。
モノレールの運転手さんの前方には、かなり急な角度でレールが伸びているのが分かります。

山の中腹にモノレール降り場があり、そこから頂上まで歩くのですが、カンカン照りだったせいで、あまり汗をかかない私でもTシャツが濡れるほど。
頂上まで行くのはあきらめて、降りながらアジサイを写しました。
ちょうど近くの保育園の園児たちがモノレールに乗ってたので、撮影しました。
やっぱり、かなり急角度です。
写真2枚目・・・園児たち十数人を乗せてアジサイの中を登っていくモノレール。
保育園児たちの青い帽子がアジサイの中でよく目立っています。

この新宮町のアジサイはアップで撮るのにあまりにしのびなかったので、近場でアジサイを写しに行きたいと思っていたら、大窪寺近くに素敵なところがありました!
大窪寺門前にあるお土産物屋さんの駐車場奥にある「あじさい園」
お店の方に声をかけて、「無料入園券」をもらって中へ入り・・・
順路と書かれている看板に従ってどんどんどんどん山道を登っていきましたが、誰一人会いません。
(土曜日の午後なのに・・・)
道はわりと細いので、もし足を滑らせてズズズッと落ちてしまったら、行方不明で大騒ぎになるかも?などど、不安に感じつつ、慎重に登って行きました。
道のわきにはポツリポツリとアジサイの木があるのですが、この山道どこまで続くんだ~いとドキドキしながら、とにかくひたすら歩きました。
やがて、無料入園券を入れるボックスが見つかり、そこにはお遍路さんが持つ杖が何本も置かれていました。
一瞬迷いましたが、カメラも持っているし、杖は邪魔になるかも?と杖の横を素通りして、また順路に沿ってどんどん歩きました。
少しずつアジサイが増え、ベンチらしきものが置かれている場所へ出ると、「わぁ!」と思わず声が出ました。
本当にそこは別世界でした

青と白と薄紫のアジサイがあたり一面びっしりです。
曇り空だったので、アジサイのしっとりした美しさが際立っていました。

写真3枚目・・・手前にはピンクのアジサイ、奥のほうには青、白、紫のアジサイがびっしり咲いています。
青を基調とした色のバランスがとてもきれいです。
向かい側の山道に設置されたベンチも小さく真ん中に写っています。

深呼吸して、素敵な世界を独り占め!
と思っていたら、いきなりガサガサという物音が・・・

感動にひたっていたので、一瞬、心臓がビクビクッとなりましたが、上から降りてこられた同年代の女性でした。
ほっと安心して、人恋しくもあり、ちょっとおしゃべり。
そのかたも、「変わったアジサイがたくさんあって感動した」とおっしゃっていました。
この「アジサイ園」は、順路の看板の立て方にもとても工夫が凝らされていて、メインの部分では、山の斜面のアジサイを覗き込むような形ですが、ぐるっと回っていくと今度は下から見上げる場所に出て来たりして、本当に楽しめました。
写真4枚目・・・山を下ったところで撮った1枚。
道の両脇の山の斜面にピンク、青紫などのアジサイがびっしりと咲いています。

写真5枚目・・・山道を降り、出口近くで撮った白いアジサイ。
まだ咲きかけの初々しいアジサイでした。

アジサイたちの優しい色合いに癒されて、とても元気になりました。
すごく見ごたえがあり、お勧めスポットです。
(ご存知の方も多いと思いますが・・・)
無料入園となっていますが、素敵な癒しの空間に出会えた感謝の気持ちで、そのお店で、おやつに(?)おろしうどんを食べ、ゆずみそを買って帰りました


大寒の頃
2010年01月23日
さきほどは失礼しました。
タイトルを入れた後、下書きにするつもりが間違ってアップしてしまいました。
見に来られたかた、本文なしでビックリされたと思いますが、こちらのミスです。
申し訳ありませんでした。<(_ _)>
さて、一年中で一番寒さが厳しい頃は「大寒」と言われ、これは二十四節季(にじゅうしせっき)のひとつで、今年は1月20日でした。
二十四節季とは、「太陰暦の日付と季節を一致させる為に考案されたもの」ということで、半月ごとの季節の変化を示しています。
この二十四節季をさらに5日ずつ分けて自然や動植物の変化を示している「七十二候」(しちじゅうにこう)というものがあります。(これも古代中国で作られたとか)
1月20日は、七十二候では、「ふきのはなさく」、ふきのとうがつぼみを出すという頃という意味です。
少しずつ春が近づいてくるという気持ちになって、ちょっと嬉しくなりますね。
我が家の庭では、「ふきのとう」はまだ見当たりませんが、ロウバイが咲き始めました。
今年のロウバイはちょっとすごい!
ものすごくたくさんのつぼみをつけています。
(ざっと数えて、300輪ほど・・・数えるのが途中でちょっとしんどくなりました)
幹の太さは直径5cmほど、高さは1.6メートルくらいに成長。
我が家にやってきて5年目を迎えて、やっと落ち着いてくれたのかな?
毎年、ロウバイが咲くとブログの記事にしていますが、寒さの中でも一生懸命咲こうとしている凛とした透明感のある美しさが大好きで、ついつい「きれいに咲いてね」と語りかけています。(心の中で・・・)
まだ開いているのが数輪なので、香りはそれほどではありませんが、満開になったらすごいことに?
その香りを楽しむことを、今からワクワクしています

写真1枚・・・・ロウバイが4輪ほどアップで写っています。
バックは冬の青空。
太陽の光に照らされて薄黄色のロウバイの花びらがちょっと透き通っています。
きんもくせいが満開です☆
2009年10月18日

「秋」を感じる癒しの香りなんだけど、ちょっと芳香剤を想像してしまうのは、私だけでしょうか?
でもいい香りには間違いありません♪
自宅の庭のきんもくせいも今が満開!
最近、かなりの衝動買いで新しいカメラを買ってしまったので


今日のようなさわやかなお天気の日は絶好のカメラ日和です。

ということで、脚立に上って、満開のきんもくせいを撮りました。
いつもなら、「脚立なんて重くて全然運べませ~ん」という顔をしておりますが、自分の趣味のためには何のその。
グラグラしないところで設置して、上って撮ること20分。
風が花を揺らすので、なかなかピントが合わず、かなり手こずりました・・・

でも花の近くによってみると、優しく爽やかな風の中で花と対話できるようで、とっても癒されました

写真1枚目・・・きんもくせいの木の上の部分を撮りました。
背景の青空には白い雲が2つほど浮かんでいます。
緑色の葉っぱの間からオレンジ色の花がたくさんのぞいています。

写真2枚目・・・きんもくせいの花のアップ。
花は、茎から葉っぱが出ている部分にまとまってたくさん付いています。
ちょっと淡いオレンジ色。
花の部分は花冠が4つに分かれていて、ちょっと厚みがあります。

写真3枚目・・・すずめのカップル(?)
今日のようなさわやかなお天気の日は、すずめがたくさんやってきます。
パソコンが置いてある部屋のベランダの手すりにも時々止まっています。
可愛い声で鳴いていますが、カメラを向けるとすぐに逃げてしまい、モデルにはなる気はまったくない様子。
でも、望遠レンズという手があるので、それでやっとうまく撮れました


お互いの顔を向けあって屋根の上でくつろぐ様子は、とても仲良しのカップルのようでした

うらやましいっ

沈丁花(じんちょうげ)
2009年03月07日
自分でもびっくりです。

担当月の音訳研修会も終わり、ホッと気が抜けたせいか、偏頭痛気味でした・・・
ごめんなさい。<(_ _)>
さて、気を取り直して、今日は、花の話題

春を告げる花の香りの中で、一番好きなのは、じんちょうげです。
わんこの散歩中でも、どこからかこの香りがフワーと漂ってくると、「ああ、春だなぁ」と実感。
うちの庭にもずっと咲いてくれていたのですが、日当たりが悪かったのか寿命だったのか、いつの間にか枯れてしまいました。
去年の4月、岡山県の吹屋という小さな山間の町に行った時、山野草を売っている小さなお店で、じんちょうげを見つけました。
黒いポットに入っていて40cmほどの背丈の頼りなげな小さな木でしたが、お店のご主人の「大丈夫、来年には咲くから」との言葉を信じて購入。
うまくなじんでくれるかどうか不安だったので、植えるのはベテランの義母にお任せしました。
寒い冬を乗り越え、60cmほどに成長し、見事に蕾を付けてくれたのを見つけた時は、とても感激

枝の先に濃い赤紫の蕾が20ほど手まりのように固まってつき、3月に入ってからは、1つ2つと少しずつ開いてきました。
開いた花は薄いピンク色で、とても強く甘い香りを放ちます。
葉っぱはその花たちを囲むように放射状につき、月桂樹のような形。
触ったら、けっこうしっかりした感じの葉っぱです。
花が満開になったので、顔を近づけては、「そうそう、この香り!」と楽しんでいます。
花言葉は、「栄光」「不滅」
(何か、ちょっとジャイアンツみたいと思ってしまいました・・・。ちなみに私はドラゴンズファン)
今、ちょっとネットで調べていたら、花びらと思っていた部分は実際は「萼(がく)」らしいです。
何か、ちょっとショック・・・

写真1枚目・・・じんちょうげの全体の写真。
先の方で3つに枝分かれし、そこに一つずつ花がついています。
まだ木が若いので、幹も枝もか細い感じです。
葉っぱがたくさん付いているので、バランスが悪く、重そうに見えます。
写真2枚目・・・じんちょうげのアップの写真。
朝日が左側から差し込んでいます。花びらのピンクの濃淡がきれいです。
写真3枚目・・・このじんちょうげの出身地の吹屋の町並み
岡山県高梁市にあります。
「吹屋ふるさと村」の中心に、ベンガラ格子に赤銅色の瓦が印象的な家々が並んでいます。

写真4枚目・・・吹屋郵便局

ついでに「吹屋の郵便局」の写真も載せちゃいます。
町並みに合わせたベンガラ格子と赤銅色の瓦。
出入り口には、「吹屋郵便局」という紺色に白字の年季の入った暖簾が掛かっています。
2階部分に飛び出してついている赤い郵便マークの看板には屋根も付いていて、なかなか面白いです。
日曜日だったので、中の様子はわかりません。
残念・・・

雪帽子のロウバイ
2009年01月25日
ちょっと前から雪の情報は出ていましたが、今朝起きてびっくり!
何と一面の銀世界ではありませんか!
もう少し暖かいお布団でグダグダしていたかったけど、休日は張り切ってウォーキングへ行く人に「こんな雪景色はめったにないのに起きないともったいない」(何がもったいないのかわかりませんが・・・)と強制的に起こされました。
あまりに用意が遅いので、ウォーキングには連れて行ってもらえませんでしたが、おかげで庭の木々たちの可愛い写真が撮れました。
写真1枚目・・・雪帽子をかぶったロウバイ2輪
優しく透き通るような黄色の、やっと開きかけたロウバイの花に、真っ白な雪がいたわるようにそっと乗っています。
去年もブログにロウバイのことを書いたと思いますが、この優しい色合いとほのかな香りが大好きで、今年も早くからロウバイが咲くのを待ちかねていました。
去年よりもたくさん蕾をつけてくれたので、しばらくは楽しめそうです。
写真2枚目・・・サザンカ一輪とその周囲に濃い緑の葉っぱ。
濃いピンクのサザンカにもしっかり雪が積もりました。
ちょっと解けかけた時にうつしたせいか、雪というよりもかき氷のような感じにも見えます。
サザンカの中心のおしべの黄色がとても鮮やかです。
香川の銀世界は、あっという間に終わり、午前中から太陽の光がさんさんと輝き出しました。
ああ、雪はどこへやら・・・
でも、休日の早起きは、ちょっといいことありますね
お彼岸の一日
2008年09月24日
秋晴れのお彼岸の日(23日) 善通寺の我拝師山に登りました。
ココは四国88ヶ所霊場73番札所 出釈迦寺の奥の院「捨身が嶽禅定」を
抱いた山です。
出釈迦寺には逸話が残されています。以下はネットより拾いました。
弘法大師(空海)が7歳の時に倭斬濃山(わしのやま)(現、我拝師山)に登り、「仏門に入って多く人と衆生を救いたいのです。私の願いが叶うなら釈迦如来様、お姿を現して下さい。もし、願いが叶わないのなら私の命を仏に供養します。」と願い山の断崖から谷へと飛び降りた。すると、落下する弘法大師の前に釈迦如来と天女が現れて抱きとめ、「一生成仏」のとおっしゃられ、彼の願いが成就された。感激した弘法大師は、薬師如来が現われた山を「我拝師山」名づけ、その山に出釈迦寺を建立し、釈迦如来の尊像を刻んで本尊とした。
と、あります。この空海が身を投げたとされている山(捨身が嶽)に登ったわけです。
出釈迦寺からは急な坂道を1.8Km登ったところに奥の院があり そこから行場入り口と書かれた
通路をくぐると いきなり岩場で 鎖がかけられていました。
少し緊張!! 足元に気をつけながら25分位で頂上に、 空海が身を投げたと言う場所の下100mの所に
奥の院があります。登る前に無事を祈願しましたが 下山後ももちろんお礼のお参りをして奥の院を後にしました。
そして 奥の院から出釈迦寺本堂への参道に 今を盛りと萩の花がたわわに咲いていました。
きれいな優しいピンクが瑞々しい緑に映え、また少し早く咲いた花びらは落ちて参道をピンクに染めていました。
一つ一つの花は小さく比較的地味ですがこれだけ群れると華やかできれいですね。
花にも癒され 良い汗がかけたお彼岸の一日でした。
写真は 一面ピンクの萩と参道をピンクに染めた花びらの様子。
夏水仙
2008年09月05日

土が乾ききっていたせいか、今年はなかなかその姿を見せてくれず、ちょっとあきらめかけていました・・・

3日間ほど雨が降り続いた日、ふと、庭の片隅を見ると夏水仙の茎が伸び始めていて、ちょっとびっくり。

見る見るうちに大きくなり、あっという間に満開になりました。
ヒガンバナ科ですが、花の形はヒガンバナというよりも百合とかキスゲに近いです。
ネットで調べると、「春に水仙に似た葉を伸ばし、夏にそれが枯れたあとに花茎を伸ばしてラッパ状の花を数個つける」と書いてありますが、春にそのような葉をチェックしたこともなく、私のイメージの中では、「夏のある日、いきなり咲いているピンクの花」という感じです。
原色が多い夏の花の中で、夏らしくないきれいなピンク色でちょっと華やかな感じ。

別名を「リコリス」といい、ギリシャ神話の海の女神 「 Lycoris(リコリス)」 から採ったとされています。
桜のように優しいピンク色なので、癒されます。
花言葉は、「悲しい思い出」とか、「あなたのために」。
うふ、ロマンチックですね

花によっては、ちょっとブルーが混じっているものもあるようです。
写真1枚目・・・夏水仙15,6本が群生しています。
1本に数個の花をつけるので、とても華やかです。
写真2枚目・・・夏水仙のアップ。
茎のてっぺんに15センチくらいの大きさのラッパのような形の花をつけます。
つぼみはヒガンバナと同じような形をしています。
さるすべり
2008年08月05日


7月のエクセル講習会・ 8月3日の用具展も 終わり少しホッとしているところです。
また、私個人的には 雑誌「壮快」9月号の デイジー図書作成の編集作業も 一段階終えて
校正をHさんにお願いし いま待ち状態で ちょっと一息といったところです。
なんとなく慌しかった日々のあと 狭い庭ながら ふと見ると 紅色の「さるすべり」が今を盛りと
暑い夏空に咲き誇っているではありませんか。
今日は 以前からの 「さるすべり」は 漢字で書くと「百日紅」はどうして?
漢字と読みがまるで対応していない の疑問を解決すべく
ネットで検索し よーく分かりましたので 既にご存知の家兎もおい出るとは思いますが
皆さんにも披露しますね。
百日紅は高さ5メートル程の木で夏を中心に花を咲かせる、花は白いものもあるが
一般的には赤い。原産地は中国で、次から次へと花を咲かせ、百日にもわたって
花を咲かせるので「百日紅」と呼んだ。しかし日本ではその幹がつるつるしているので
木登り上手な猿でさえ登れないということで「さるすべり」と呼んだ。
猿が聞いたら「なめるなよ」と思うであろう。
「百日紅」は中国語・「さるすべり」は日本語ということです。 とありました。
また、余談として以下のようなことも書かれていましたので参考までにコピーしました。
「栗花落」という苗字の人に三人会ったことがある。うち二人は兄弟なのでともに「つゆり」と読むが、もう一人は「つゆ」といった。なんと漢字よりかなの方が字数が少ない。この姓は、
今日は 勉強になりました。
写真は上の1枚は 家の塀の外から 2枚目は平の内側から撮ったものです。
濃いピンクの小さな花がかたまって咲き、ブドウの房のように少し下にたれ、葉の緑・ピンクの花が
暑い夏の青い空に負けじと広がっています。
京鹿の子
2008年06月08日
初夏の庭を彩ってくれる花の一つに、「京鹿の子」があります。
初めは、小さな粒粒のつぼみがたくさん付いてひっそりとした感じですが、やがて花が開くと密生しているので華やかになります。
色は濃い目のピンク。
遠くから見ると、モワモワした感じです。
写真を撮ろうと近づくと、ハチさんが訪問されておりました。
脅かさないように、ソーッとレンズを向けます。
シャッターの音に驚くことなく、ハチさんは貴重な初夏の陽射しの中の京鹿の子を満喫しておられました。
写真1枚・・・「京鹿の子」
濃いピンク色の花にハチが止まっています。
葉っぱは、長い柄があり互い違いに出ています。
葉っぱの形は掌状で先端がとがっていて縁が鋸の刃のようにギザギザ。
花は枝先に小さな5つの花びらをつけています。
花びら1枚はちょうどゴマくらいの大きさです。
そういえば、和菓子にも「鹿の子」というのがありますね。
お抹茶によく合いますよねー
雨によく似合う花
2008年06月02日
しばらくは 辛抱の日々ですね。

でも香川の名物??「水不足」に陥らないためにも、また作物のためにも
必要で大切な時期と思います。
ただ、災害を引き起こすような大雨だけは無いよう祈ります。


そんな中、ふと我が家の 狭い庭の
柏葉アジサイと がくアジサイが
ひときわ生き生きと鮮やかにきれいに輝いて「見て・見て」と訴えているようでした。
改めて、アジサイは「雨に似合う花」「雨の日にも楽しませてくれる花」とよく言われていますが
全くその通りと再認識した次第です。心が和み 思わずカメラに収めました。


雨に濡れた濃い緑の葉のコントラストが美しいです。
下の2枚目の写真は 白い斑入りの葉っぱの 花は真ん中が紫がかった青でその周りに白い可愛い花をつけています。
雪餅草(ゆきもちそう)
2008年04月23日
何と10日以上、ブログをお休みしてしまいました。
メーリングリスト開設に力尽き・・・なぁんて。
いえいえ、ウソです。
ちょっと体調不良と、プライベートで忙しかったのと両方で、遠ざかっていました。
少しずつ復活しているので、また頑張りますね。
ところで、今日は、ちょっと面白い花を庭の片隅で見つけました。
雪餅草です。
この花の形をうまく説明しようと思ったけど、とーっても難しい!
わかりやすく言えば、内側が白いクレープの中に丸餅が入っている状態と言ったらいいでしょうか (^_^;)
その後ろ側の部分は緑と白のストライプ模様の葉っぱのようなものが高くそそり立っています。
このような形を仏炎苞(ぶつえんほう)というらしいです。
水芭蕉も同じような形ですよね。
中心にある丸くて白いお餅のような形から、雪餅草という名前がついたとか。
毎年、1輪だけ、ひっそりと可愛い花を咲かせてくれるので、この時期を楽しみにしています
写真1枚・・・雪餅草(真ん中の部分がちょっと飛び出しています。真っ白なお餅のようです)