盲導犬Rちゃんシリーズその3
2008年09月18日
今日から、視覚障害者のかたのための「パソコン基礎講座」が始まりました。
講師は、いつもどおり楽しくて優しいU先生です。
今週から毎木曜日の午後、サンポートの「eーとぴあ」で開かれます。
その講座に参加されるため、小豆島からMさんが盲導犬Rちゃんと一緒にセンターまで来られました。
お昼をご一緒し、その後、IT担当スタッフもみんな一緒に、車でサンポートまで。
Rちゃんは身体が大きいので後ろの座席の下のほうがいいかと思ったら、Mさんが言われるには、「助手席の下のほうがいいんよ」とのこと。
普通車でもそんなに大きい車でもないし、「大丈夫なのかな?」と思いながら、ドアを開けると、Mさんの指示で助手席の下へサッともぐりこみました。
Mさんは小柄なかたなので足元は余裕があるとはいえ、やはり大型犬なので、ちょっぴり窮屈そうです。
サンポートまではほんのちょっとの距離ですが、顔を座席の上に伸ばし、サイドブレーキの横にちょっとあたってるので痛くないのか、心配でした。
車の振動で、うとうとしつつ、でもちょっと窮屈というような表情が可愛くて、思わず写真に撮りました。
写真1枚目・・・Rちゃんの寝顔(助手席のかどに顔をもたせかけています。気持ちよさそうにうとうとしています)
Rちゃんと会って帰宅すると、うちのわんこの厳しいチェックが入るのですが、最近Rちゃんの匂いに慣れてきたのか、今日はジーンズの両膝をちょっとクンクンされただけで解放されました。
それよりも、早く散歩へ行きたかったのかな?
先日、そのうちのわんこの面白ショットが撮れたので、それも載せちゃいます。
恥ずかしいので小さめに。
写真2枚目・・・雷が怖くて家に逃げ込んできた“おとっちゃま”わんこ。
畳のほうへ入りたいけど叱られるので、ガマン、ガマン。
敷居の上に顎を乗せてグダグダしてみせています。
ちょっと拗ねた時のポーズ。
正面から撮ると、「アザラシふう」ですね。
うちでは、子どもが、何年か前「盲導犬ベルナ」を読んで感想文を書いたり、下の子が今年の課題図書「今日からはあなたの盲導犬」という本でも夏休みに感想文を書きました。
でも、私自身が、盲導犬を知ろうと思ったり本を読もうとしたきっかけは、
自分が5年前緑内障になり、進行すると視野が欠けていくということがわかったからです。将来の不安は絶えずありますが、今は見えていますので、
いろんなものを見て、いろんな思い出を作ろう・・・と思って生きています。
目の見えない人が盲導犬に出会うことで、町に出て行けるようになり、
楽しく過ごせるようになるってどんなにすばらしいことなんでしょう・・・。
これからも、目の不自由な人が毎日を楽しく過ごしていけますように・・・。
またブログでいろいろ教えてくださいね!
こんにちは。
コメント、ありがとうございます☆
私も「ベルナシリーズ」読みました。
途中で、ポロポロ泣けてきて、動物の出てくるせつない話には特に弱いです。
福祉センターでも人気者のこのRちゃんは、とてもお茶目です。
ちょっとお仕事を忘れてしまいそうになる時もありますが、それもご愛嬌の範囲。
高速艇に乗ったりバスに乗ったり、酔わないのかなと心配で聞いたことがありますが、すぐに寝てしまうとのことでした。
それも盲導犬の一つの能力なんでしょうか。
ご主人のMさんとはすごく深い絆で結ばれていて、ほほえましかったり、感動したりすることもありますよ。
この「みんなでブログ」は、更新が滞ることがたびたびありますが、また遊びに来てくださいね。
