アケビのその後
2008年10月03日
今週月曜日に紹介したアケビですが、この数日の間にきれいに色づきました。
その姿は、まさに「サツマイモ」
ついている葉っぱをのけて、新聞紙の上に置いてあったら、99%の人はサツマイモと信じて疑いません。(と、思います。)
写真1枚目・・・きれいな赤紫色になったアケビ。葉っぱは少々しおれています。
アケビの実はところどころ、茶色になった部分があり、まさしく「焼き芋」のような感じです。
さて、今日のランチタイム、いよいよお待ちかね?のアケビを食すことに。
ともすれば、逃げそうになるAさんをつかまえ、緊張感漂う中(いったい何の緊張感?)、アケビとにらめっこ。
「アケビの味初体験」と言っておきながら、なかなか手が出ません。
何か、触った感じもぷよぷよだし、「食べても、大丈夫?」という声も・・・
「でも、食べなくても中身の写真は撮りたいよね。」ということになりました。
「真ん中を割ったらええんと違うん?」
「ナイフが要るんかな?」
そういいながら、ちょっと力を入れたら、二つに割れ、中身が・・・・
写真2枚目・・・アケビが縦に二つにぱっくり割れた状態。
ライチのような白いとろっとした感じの実の中に黒い小さな種がいっぱい詰まっています。
かなり熟れた状態のようです。
一同、「うーん」
見た瞬間、私が思わず叫んだ言葉はここには書けません。
あまりにも、アケビちゃんに失礼なので。
その中身の状態に誰も手が出なかったのですが、勇気あるMさんが、「ちょっと食べてみるわ」ということに。
みんなMさんを凝視していると、「けっこう美味しいよ」の一言。
Mさんが倒れないことを確認して(?)、まず私がちょっと食べてみました。
うーん、不思議な口当たり。
でも、そのうちに広がる柔らかい甘さ。
「甘いよ。」の一言で、逃げていたAさんも覚悟をきめ、食べてみることになりました。
Sさんは、「甘い片栗粉を口に含んだ感じ」という感想でしたが、そう言われればそんな触感かも。
小さな粒粒の種が残るので吐き出さなくてはいけませんが、でもけっこう甘いので、癖になる味かも?
香川に来てから、「ゆすら」とか「しゃしゃぶ」とかの木の実の味を体験しましたが、両方とも甘酸っぱい感じなので、このアケビの甘さは意外でした。
残りのアケビは、Mさんがご主人へのお土産にされるとのことで、持って帰られました。
これにて、一件落着。
Mさん宅で、味わって食べていただけてたら、うれしいです。