赤こんにゃく
2009年01月27日

少し古い話ですが 昨年秋 近江八幡に紅葉見物に行ったとき 買ったものです。
その後すっかり忘れていて 最近戸棚の奥に鎮座しているのを見つけました。
(でも賞味期限は今年の4月25日なので まだまだセーフです)
写真は タテ20センチ 横12センチくらいの透明な真空パックの袋に入っものです。
表には 「近江八幡名物 赤こんにゃく 味付」と書かれ その横に小さく「近江の町で生まれた赤こんにゃく、しょうゆで味付けし
あっさりと仕上げた美味しい逸品です」とあります。
また裏には、近江八幡では古く平安時代に中国から伝えられた鎮護国家、五穀豊穣を祈って行われる祭り左義長際が盛大に
行われますが、四百余年前の安土桃山時代、時の武将織田信長が、この祭りに自ら女装し異粧華美なる姿で踊り出し、より一層
盛大なものにしたと「信長記」に記されています。 派手好みの信長が、こんにゃくまで赤く染めさせたとか、また、この祭りの数基の
「山車」の飾りに赤紙が使われ、この赤紙にヒントを得て、近江商人が考案したともいわれています」
と由来が書いてあります。
確かにこれを購入時 味見したとき お煮しめのこんにゃくのように美味しく思いました。
このまま食べても またお酒のつまみにも良いかなと買った訳です。
その後、そこで食べた昼食の「おばんざい」や近江牛ステーキの付けあわせにもありました。
てっきり人参とばかり思って口にすると 「赤こんにゃく」で 納得! という次第でした。
他に 味付けしていない 普通の四角い赤こんにゃくもありました。
「ところ変われば品変わるとは」よく言われたもので 赤いこんにゃくは初めてで ビックリ!! でした。
ちなみにこの赤は 着色料 三二酸化鉄で ネットで見てみると 「天然の鉱物である赤鉄鉱の主成分で 古くから
ベンガラと言って 赤色顔料として使われてきたもので 無機系の着色料」 とありました。
Posted by パソボラちゃん at 14:12│Comments(0)
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