少し重い話ですが・・・
2009年01月30日
少し前、ご近所の方が亡くなられました。
入院はしていたようですが、毎週末には帰宅してご家族と過ごされていたようです。
その週も日曜日の夕方、病院へと帰られるところをお見かけしたばかりなのに・・・
そして5日目の金曜日に訃報が・・・
同じ自治会なので 通夜・告別式とお手伝いはもちろん、参列させていただきました。
その時のこと、今時の会館で行われましたが、今までとはどこか違う!
祭壇に遺影・お花はあるが何か足りない、早く来たのでまだ準備途中なのかと思っていましたが
お通夜の始まりの時間がきてもお寺さんも来られない。
そうだ! 焼香台も線香たて、ロウソクの灯り、何より戒名が書かれたお札が無い!など思いつつ
座っていると やがて会館の担当者から白いカーネーションが手渡されました。
皆さん手にしていたおじゅずを慌ててポケットなどにしまい
数前列の参列者から順次献花が始まり あっという間に終了。
翌日の告別式も同様に、親族の方から順に献花、悲しみの内に「最後のお別れ」、
お棺にお花をいっぱい入れて それでも30分で式は終わり、出棺をお見送りしてすべて終了でした。
その日は雪の舞い散る冷たく寒い朝、参列者にとっては長ーいお経も無く短い式で良かったと
言えばそれまでですが、なんともあっけない感じでもありました。
会館の人に聞くと「無宗教なので・・・・」とのこと。
何でもが多様化の世の中、これももちろん「有り」で良いと思いますが、でもお骨上げの後の
「お骨」はどうするのか?? 今後どのようにお祭りするのか?
無宗教だから 命日ごとの法事とかもしないのだろうな?
いわゆる仏様・仏壇は置かないのか、日々何に手を合わせ故人を偲ぶのか?
いやいや 今時は戒名などなくても『○○の霊』としてお墓は出来るし
お骨は御寺や教会に預け「永代経」をつけて終わりなのかしら?
そのご家族の各々の心の中でお祈りすれば良いことなのでしょうが・・・
などなど思い悩む私が古い人間なのでしょうか? いろいろ考えさせられた一日でした。
亡くなられた方は、自治会の役員さんとしてもご活躍いただいたり、
ごみ集積場の不良ごみ(市が回収しなかったもの)の片付けなど黙々とされていたお姿が
印象的でした。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。
写真は 私が描いた絵手紙です。
水仙一輪ですが 故人にささげます。
(和紙のハガキに開いた花が3個 蕾が1個の水仙一輪描いています。)
入院はしていたようですが、毎週末には帰宅してご家族と過ごされていたようです。
その週も日曜日の夕方、病院へと帰られるところをお見かけしたばかりなのに・・・
そして5日目の金曜日に訃報が・・・
同じ自治会なので 通夜・告別式とお手伝いはもちろん、参列させていただきました。
その時のこと、今時の会館で行われましたが、今までとはどこか違う!
祭壇に遺影・お花はあるが何か足りない、早く来たのでまだ準備途中なのかと思っていましたが
お通夜の始まりの時間がきてもお寺さんも来られない。
そうだ! 焼香台も線香たて、ロウソクの灯り、何より戒名が書かれたお札が無い!など思いつつ
座っていると やがて会館の担当者から白いカーネーションが手渡されました。
皆さん手にしていたおじゅずを慌ててポケットなどにしまい
数前列の参列者から順次献花が始まり あっという間に終了。
翌日の告別式も同様に、親族の方から順に献花、悲しみの内に「最後のお別れ」、
お棺にお花をいっぱい入れて それでも30分で式は終わり、出棺をお見送りしてすべて終了でした。
その日は雪の舞い散る冷たく寒い朝、参列者にとっては長ーいお経も無く短い式で良かったと
言えばそれまでですが、なんともあっけない感じでもありました。
会館の人に聞くと「無宗教なので・・・・」とのこと。
何でもが多様化の世の中、これももちろん「有り」で良いと思いますが、でもお骨上げの後の
「お骨」はどうするのか?? 今後どのようにお祭りするのか?
無宗教だから 命日ごとの法事とかもしないのだろうな?
いわゆる仏様・仏壇は置かないのか、日々何に手を合わせ故人を偲ぶのか?
いやいや 今時は戒名などなくても『○○の霊』としてお墓は出来るし
お骨は御寺や教会に預け「永代経」をつけて終わりなのかしら?
そのご家族の各々の心の中でお祈りすれば良いことなのでしょうが・・・
などなど思い悩む私が古い人間なのでしょうか? いろいろ考えさせられた一日でした。
亡くなられた方は、自治会の役員さんとしてもご活躍いただいたり、
ごみ集積場の不良ごみ(市が回収しなかったもの)の片付けなど黙々とされていたお姿が
印象的でした。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

水仙一輪ですが 故人にささげます。
(和紙のハガキに開いた花が3個 蕾が1個の水仙一輪描いています。)
Posted by パソボラちゃん at 13:13│Comments(5)
│雑記
この記事へのコメント
最近、お葬式も様変わりしてますね。
良し悪しは、分からないけど・・・
その人の価値観でいいようにも思いますが・・・。
8年前にお葬式を会館でしようとしたら
自治会の人に会館でするのは、故人があまりに可哀想だと
言われて家でしましたが・・・8年の間に家でする人はいなくなりました。
それと密葬が増えています。
お位牌がないのも考えてしまいますね。
これまで脈々と続いたことを変えるのはかなりの勇気と割りきりがいるようです。
さて、私のはどうしよう~
子ども達に言っておこうかな?
でも、本当のところは、残ったものが好きに、心残しのないようにすればいいや~
って思ってます。
良し悪しは、分からないけど・・・
その人の価値観でいいようにも思いますが・・・。
8年前にお葬式を会館でしようとしたら
自治会の人に会館でするのは、故人があまりに可哀想だと
言われて家でしましたが・・・8年の間に家でする人はいなくなりました。
それと密葬が増えています。
お位牌がないのも考えてしまいますね。
これまで脈々と続いたことを変えるのはかなりの勇気と割りきりがいるようです。
さて、私のはどうしよう~
子ども達に言っておこうかな?
でも、本当のところは、残ったものが好きに、心残しのないようにすればいいや~
って思ってます。
Posted by 郁ばあば at 2009年01月30日 13:41
はじめまして。
基本的に、お葬式の仕方やその後の偲び方は
残されたご遺族の方々がお好きなようにされれば
いいんだろうと思うのですが、
簡易な無宗教的な葬り方が、もし一般的になってしまうと
子どもたちへの教育上よくないように思われます。
「人間死んだら終わりや」
それがエスカレートすると、今以上に
刹那主義・利己主義の世の中になるような気がします。
基本的に、お葬式の仕方やその後の偲び方は
残されたご遺族の方々がお好きなようにされれば
いいんだろうと思うのですが、
簡易な無宗教的な葬り方が、もし一般的になってしまうと
子どもたちへの教育上よくないように思われます。
「人間死んだら終わりや」
それがエスカレートすると、今以上に
刹那主義・利己主義の世の中になるような気がします。
Posted by ししまるくん
at 2009年01月30日 16:07

何も詳しくない若輩者の私です。それはやはり故人の意思だったんでしょうか?無宗教とかできるんですね・・・。私は、継いだ家の宗教でしなければならないものだとばかり思ってました。
どんなやり方にしたいか選択肢が増えるのはいい事だと思います。うちの場合、主人の実家の墓の敷地内におじ、おばの墓があり、その嫁はキリスト教なので法事もしないらしく、おじおばの墓(独立してる)の世話は、結局のところ本家であるうちにまかされちゃってます。
お墓とかの守りを、まわりの親戚皆に迷惑かけない方法をとってほしいですね。
えっ、私?めちゃくちゃ派手にしてほしい!私、人生でなんちゃ目立つことがなく平凡やったし(まだあきらめるのは早いか?)盛大ににぎやかにやってほしいです。
どんなやり方にしたいか選択肢が増えるのはいい事だと思います。うちの場合、主人の実家の墓の敷地内におじ、おばの墓があり、その嫁はキリスト教なので法事もしないらしく、おじおばの墓(独立してる)の世話は、結局のところ本家であるうちにまかされちゃってます。
お墓とかの守りを、まわりの親戚皆に迷惑かけない方法をとってほしいですね。
えっ、私?めちゃくちゃ派手にしてほしい!私、人生でなんちゃ目立つことがなく平凡やったし(まだあきらめるのは早いか?)盛大ににぎやかにやってほしいです。
Posted by まんみ
at 2009年01月30日 17:18

A改め若草です。若草色が好きだからこのネームに改名します。よろしく!
さて、どのように見送るかですが、昨年、友だちが病気で55歳という若さで亡くなりました。公益会館での葬儀は、無宗教で、弔辞と友人たちからのお別れの言葉、ご遺族のご挨拶、そして参列者が一人ひとり献花して終わりました。式の後も、ほとんどの参列者が棺の中の彼女のお顔に会ってお花で飾りながらお別れをしました。彼女にあった見送り方で、心に残る式でした。
一方、読経をあげてもらう厳かな葬儀は、遺族にとって哀しみを少しずつ受け入れていく過程として必要だいう人もいます。
私は、大好きな歌で送ってもらえたらいいかな。あと、故郷の海に散骨してもらいたいのですが、その旨書き遺しておかなくてはなりませんね。
これを書きながら、昨年春に亡くなった姉のことを思い出していました。。。。。
さて、どのように見送るかですが、昨年、友だちが病気で55歳という若さで亡くなりました。公益会館での葬儀は、無宗教で、弔辞と友人たちからのお別れの言葉、ご遺族のご挨拶、そして参列者が一人ひとり献花して終わりました。式の後も、ほとんどの参列者が棺の中の彼女のお顔に会ってお花で飾りながらお別れをしました。彼女にあった見送り方で、心に残る式でした。
一方、読経をあげてもらう厳かな葬儀は、遺族にとって哀しみを少しずつ受け入れていく過程として必要だいう人もいます。
私は、大好きな歌で送ってもらえたらいいかな。あと、故郷の海に散骨してもらいたいのですが、その旨書き遺しておかなくてはなりませんね。
これを書きながら、昨年春に亡くなった姉のことを思い出していました。。。。。
Posted by 若草(旧ネームA) at 2009年01月30日 19:35
コメントを戴いた皆様へ
早速に沢山の貴重なご意見いただきありがとうございます。
夫々のご意見「なるほどと納得!」のものばかり。
これから少し時間をかけて 「自分の時はどうしよう いや どうしてもらおう」
と考えようと思います。
早速に沢山の貴重なご意見いただきありがとうございます。
夫々のご意見「なるほどと納得!」のものばかり。
これから少し時間をかけて 「自分の時はどうしよう いや どうしてもらおう」
と考えようと思います。
Posted by パソボラちゃん
at 2009年02月03日 15:37
